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リンクトインジャパンの決算を見てみよう

LinkedIn日本法人は儲かっているのか?そして伸びているのか?

· LinkedIn
リンクトインジャパンの決済を見てみよう

LinkedIn Loverであり、LinkedInクリエイターを目指しているので、やはりリンクトインジャパンの成長が気になります。2020年末にメンバーが2百万人から3百万人に達成することを期待していた一人です。で、今日現在(2021年4月13日)データーを調べてみると、まだでした。きっともう少しで300万人ですね。楽しみです。

今日たまたま2010年にLinkedInで繋がった知人とチャット。自分でもびっくりです。ちょうどMBAで財務を学習しているところですので、何故だかこの2つが繋がって決算書が気になりました。

2016年にマイクロソフトに買収してから、決算情報や売り上げ比率等のデーターがなかなか出てきません。マイクソフトやbusiness insiderそしてStaticaからのデーターがLinkedIn社の分析となります。

リンクトインジャパンの過去3年間の決算

リンクトイン・ジャパン株式会社の場合は、こちらから公示された決算情報が無料で入手出来ます。(<-いくら公示とはいえ、こんなに簡単に入手出来てしまうので、経営者へのプレッシャーは非常に高いのではと思います)https://catr.jp/companies/e9c20/5602

リンクトインジャパン決算公告2017-2019年

リンクトインジャパンの売上はどのくらいか?

売り上げは開示されていませんが、流動資産から推測が可能かと思います。流動資産はほぼ倍々で伸びていますますね。決済条件が一緒であれば、売上も伸びているはずです。仮に平均決済期日を60日とすると360日/60日で6回転、ですので24億円程になります。回収が30日であれば約50億円となりますね。

単純比較すると

  • 世界のメンバー数 7億人で7000億円の売り上げ
  • 日本のメンバー数 200万人で20億の売り上げ

となります。ですので、20億円を超えているのは間違いないでしょう。

流動負債は、本社か地域管轄からの仕入れ、この場合はLinkedInという仕組み(システム)だと想像出来ます。流動資産と負債が1割程違いますが、調整してこのようになっているのでは思います。その他の数値については専門家が見ればきっと多くの推測が可能でしょう。

リンクトインのビジネスモデルは3つ

リンクトインのビジネスモデルは公開されている5つがあります。ただし2019年のマイクロソフトの決算報告には1から3のみ記載ですので、4と5は1から3に含まれていると思います。

1 タレントソルーションズ

2 マーケテイングソルーションズ

3 プレミアム契約

4 セースルソルーションズ

5 リンクトインラーニング

マイクロソフト買収前は1から3までの割合は、

  • レントソルーションズが65%
  • マーケテイングソルーションズ 18%
  • プレミアム契約 17%

です。このデーターはこちらから参照(https://it-rush.com/linkedin-japan )しました。元データーのリファレンスがありませんが、以前読んだBuisnessinsiderが調べた数値の同じ記憶がありますんので、ほぼ間違いないです。となると、数値が動いたにしても、今でもタレントソルーションが1番の稼ぎ頭であると思うと良いでしょう。

LinkedInはマイクロソフトの11%の売上げを計上している

2019年のLinkedInの売り上げは約7000億円 ($6.7 billion)。この数値がすごいのは2017年($2.2 billion)の3倍ということです。そして2020のQ3ではLinkedInの売り上げはマイクソフト社のなんと11%なんです。(VentureBeat)。さらに広告収入の目標値は2018年11月発表ですから、2200億円はすでに達成していることでしょう(Business insider)。これは広告が2016年時と比較して大きく伸びていることを示しています。

こうして見ると、LinkedInの成長は約束されたものに思えます。リンクトインジャパンの決算がますます楽しみになってきました。発表日は2021年4月22日と予想されます。

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